香港からベトナムまで旅を共にしたドイツ人カップルと一緒に泊まったホテル…
実はこの旅、初の宿であった
心も体もリラックスした所で、翌日ラオス行きのバスが出発する17:00まで、しばしベトナム観光をする事となった
今回のこの旅はスタートの香港とゴールのイギリス以外、行き先は決めていない…
ただ、泊まったホテルの近くには偶然にもベトナムの観光地ホーエンハイム湖とやらがあるらしく、下調べのない僕らは、当然ホーエンハイム湖で時間潰しをする事となった…
ぐるっと一周500mくらいの距離を、「汚ない湖だな…」なんて思いながら歩き回る僕達に対し、どうやらベトナム人にとってのホーエンハイム湖は、1日1回は必ず訪れる癒しの場所となっているようだ…
癒しの場所を心の奥で、「汚ねぇーな!」と思っていたのがばれていたのかは定かではないが、
湖畔を周っている最中のベトナム人の異常な視線が気になって仕方なかった…
例える事が出来るのなら、むかし授業参観で「りきやー!」と手を振りながら教室に入ってきたお母さんを見つめる熱い視線のような…
タイムセールが始まった時の1つ10円の卵に浴びせられる主婦達の熱すぎる視線のような…
それ程までにジロジロと、これが舐め回すような視線なんだと確実に感じ取れる程の熱い視線を浴び続けていた
もう、あそこまで大胆に悪気がなくジロジロ見られると、俺はスターなんじゃないかとか…
タンクトップは文化的にダメなのではないか…
はたまた、これがモテ期か…
なんて勘違いし始めていたけど、どうやらベトナム人は風習的に人をジロジロと見る事に悪気が無いようで、他人に異常な関心を示す人種との事でした!!
そうとわかればこっちのもの!
一瞬にしてベトナムに溶け込む事に成功した♪
楽しい一時はあっという間に過ぎ、ホテルの人の良心により16時頃戻ってシャワーを浴びられる事になっていたので、最後に思い残しのないよう、きたな…癒しの湖をもう一周まわり、ベトナムをあとにする事にした
時刻は15:30
熱い陽射しと視線を浴び、ひと時のスター気分にのせられた僕らは、いつもよりも足が軽やかに動きだすのがわかった…
そうそう!
ここで、余談であるが…
旅が始まり1番かけられる言葉は何だかご存知だろうか?
定番の…
「How are you today?」
挨拶の…
「Good morning!」
NO!ノー! のー!
勿論僕らが1番使うのは…
「How much?」&「discount」
のスペシャルコラボだが…
実は…
「Are you from korea?」
「あなたは韓国出身ですか?」このフレーズをあちらこちらから浴びせられる
勿論ここベトナムでも例外でなく、お決まりの「Are you from korea?」と声をかけられるのが日課となっていた…
ただ、汗をかいた状態でのバス移動ほど不快なものはこの世にないのではないかと思い知らされていた矢先のラオス移動がこのあと控えていた為、夕方のシャワーを浴びるべく、全ての
「Are you from korea?」
を「NO! Japanese」と軽やかにスルーしながら、足早にホテルへと向かった
しかし、実はこのあと、僕らの返答に対し「日本人ですか?」と片言の日本語で返してきた23歳のベトナム人の策略?により、結局この日シャワーを浴びる事は出来なかった事は、誰も予想は出来なかったであろう…
日本語を勉強中とのベトナム人2人に連れられ、急遽ベトナムの観光ツアーが開始される事となった…
残り1時間と時間に限りがある為、1番近くの由緒ある大学?を見に行く事となった…
時折、○○は行きましたか?との質問に、ホーエンハイム湖以外は行っていない僕らは、当然のようにそう答えると、流暢な日本語で、「なんでですかー?」と軽く呆れられた…
なぜだろうか…
それは僕にも分からない!ww
束の間の観光ツアーを、最後はスコールに見舞われ、天然のシャワーを浴びる事はできた…
しかし、どうやら観光ガイドをしてくれた彼女は、靴を汚したくも濡らしたくもなく、裸足という苦肉の策にうってでた…
が、それにさりげなく気がついたMr.加藤が自ら裸足になり靴を貸してあげた時には、流石「やる時はやる奴だ!」と感心してしまった
この旅が始まってからあまり時間はたっていないが、アジアのほとんどの国の人が日本人を大好きで、あり得ないくらいに親切にされる…
ここまで日本を誇りに思える事は海外に出ないと分からない事だと思った…
きっとこれは、日本人のさりげない優しさ人柄が伝わっているからなのだと感じる…
また、ベトナムの1人の女の子が日本人を好きになったと思うと、Mr.加藤は罪な男だなと、僕は口に出さずにブログで伝えた…ww
ともあれ、突然のスコールの中、無事にホテルに帰り着き、ラオス行きのバスターミナルまで向かうミニバスに乗り込んだ…
バスの中では、後部座席からMr.加藤が日本語で誰かと会話をしているのが聞こえた…
この旅は国を渡るごとに色々な人と関わり合えるが、今回はどうやら日本人のようだ…
これからラオスまで一緒に行く事になった彼女とのお話しは、罪な男:Mr.加藤が書いてくれると思うので…
ベトナムを後にした僕たちは、第5の国、ラオスへと向かった!
ベトナム社会主義共和国 NO.2
2013年07月15日 03:43